⛄⛄トッシーのよもやま噺~2月定期公演・民俗芸能セミナーについて
2月定期公演・民俗芸能セミナーは国立劇場伝統芸能課長・神田竜浩氏の解説を受けながら「翁・三番叟」を鑑賞いただきます。合わせて土沢神楽(岩手県花巻市)の神楽演目も堪能できます。今からとても楽しみにしています。
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※昨年2月定期公演では、神田先生に「鳥舞」の解説をしていただきました。
現在「もうすぐ1年生」を目指しているトッシーです・・・観るもの聞くもの初ものだらけ。スポーツ観戦も、ルールを知れば楽しさ倍増!・・番楽だって知識があればもっと楽しめるはず。 どこから知識を習得すべきか?・・・そこで、 平成12年3月発行の『本海番楽-鳥海山麓に伝わる修験の舞-』を館長からお借りして、トッシーの虎の巻第1号にしました。この本は当館の館長は勿論ですが、当民俗芸能振興会の理事長・事務局長はじめ現理事の方々も多数携わっており、鳥海町の歴史から番楽の言立本まで 幅広い情報が盛り込まれています。トッシーもホームページ「お正月公演のご報告~伊加」の記事に大半引用させていただきました。
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※かなり年季が入っていますね。でもまだまだお役立ちお願いしますよ~。
「刊行にあたって忘れてならないのは『故・高山茂先生』の存在」と館長常々の談。
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※在りし日の高山先生。 精力的に鳥海、矢島、由利を駆け巡っておられたようです。
本海獅子舞番楽伝承にお力添えいただいた大切な方ですね。
~この1冊を作りあげた皆様に尊敬と感謝の意をお伝えしたいです。 事の始めには、言いだしっぺ(重要人物)とツレがいて、賛同する仲間がいるから道ができると思っています。番楽もまた先人の皆様がその道を繫いでくれたから、「今」があるんですよね・・・歴史を思うと気が遠くなりますが、しみじみ有難いことだと思います。
定期公演は舞台発表主体ですが、今回は貴重な講話の時間があります。ワタシも過去に一度拝聴しておりますが、神田先生のお話はとても聞きやすい印象でした。翁・三番叟・御上子・先舞・・・まだまだ解らないことだらけです。「浄める・鎮める」という舞の意義などちゃんと理解して鑑賞できればいいなと思います。
お客様はもちろんですが講中の皆さんも是非ご参加いただきたく、宜しくお願い致します。