去る2月16日 「2月定期公演」を国立劇場伝統芸能課長・神田竜浩氏の解説を頂戴しながら沢山のお客様に鑑賞していただきました。
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花巻市・土沢神楽さんの「三番叟」の舞手は現在小学校6年生とのこと。大きな袖がひらひらと不思議な空気を振りまいて、アップテンポの曲に負けない力強い舞に魅了されました。世で言うところの「おっかけ」はできませんが、まい~れでのこの出会いに、気持ちはもう「おっかけMAX」なトッシーおばさんです♡ ~~体幹もGood! 神田先生も「以前より上手になってます!」と褒めてましたよ(*^o^*)
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次の演目は「自讃弓」です。トッシーは漢字のお勉強から。これは「じぼめ」と読むそうで・・読めないよ~(^0^;)「地讃」と表すところもあるようです。そしてもう一つ、「錣」?・・・これは「しころ」だそうです。写真でご確認いただけると思いますが、カブトの横についている羽のようなものを指しています。神田先生の昨年のセミナーが「鳥舞」でしたので、ちょとカンニングさせていただきました。
「じぼめ」ってどんなん?と思っていましたが、この地を霊験あらたかな場所として敬い、弓矢をもって悪霊退治をする・・・という事でこの「弓」の字を当てたのか~と納得でした。舞の方は、その錣の裏を見せるように頭の方に立てるのも特徴的でした。
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そして最後の権現舞。これも本海流とはひと味違い独特の雰囲気。 いつも舞台を見て感じるのは、どの地域にも受け継がれてきた『大切なものがある』ということです。 それにしてもお祓いの前と後、あの御獅子様が小首を傾げて立っているお姿・・・奥ゆかしくて、「きゃ、きゃわゆい!!」・・・♫き~みに胸キュンキュン~♫(YMO) 不謹慎でごめんなさい!!でもスゴク好きです。・・・出番を待っている御獅子様も表情豊かですね~
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本海流獅子舞番楽からは、猿倉講中と二階講中の皆さんに発表していただきました。見慣れているだけに安心感はありますが、解説を付けるという特別感に出演の皆さんも、違った緊張感があったかもしれませんね。気持ちのいい爽やかな舞台でした◎