前郷日枝神社祭礼(まえごうひえじんじゃさいれい)
開催地 由利
滝沢城二代目城主である滝沢兵庫頭政範が、自身の氏神である「山王権現」を、小友郷より飯沢太夫山に遷座した日を祝った祭りです。裃を着用し、陣笠を付けて粛々と歩く行列の姿は、藩政時代を彷彿とさせ歴史の深さを物語っています。この祭りの最大の見どころである鳥居の下から社殿まで神輿が一気に駆け上がる様は、境内に集まった人々も一緒に興奮する場面です。
祭り巡行の列に組まれた「大日神楽」や「獅子こ踊り」は、かつて「前郷歌舞伎」を演じていた境内にある芝居小屋(現神楽殿)で演じられます。
神輿の着座