いつもご愛読くださり、ありがとうございます。NAVI編集担当の髙橋Sです。
3月号は、先月16日(日)に開催された「民俗芸能セミナー」で講師の神田竜浩先生が解説された講話の要旨を掲載しています。平たく言えば「復習編」と言えるでしょうか。
当日のテーマ「民俗芸能のおける翁・三番叟」でした。
神田先生は「翁と三番叟」「式三番」の定義や民俗芸能研究者の本田安次先生の著書『山伏神楽・番楽』の学術説明を紹介するとともに、三番叟の言い立てを解説され、「それぞれの詞章にも注意しながら鑑賞いただければ、翁・三番叟がもっと楽しめるのではないでしょうか」と、積極的な観点での接し方を説かれました。
講話の後、土沢神楽(岩手県花巻市)と本海獅子舞番楽の猿倉講中、二階講中が伝統の演目を披露し、観客の皆さんを魅了しました。
編集後記
2カ月連続企画で「民俗芸能セミナー」の講話などを掲載してみました。神田先生には大変ご難儀をおかけいたしましたことに深く感謝申し上げます。「まひいれで習たハ先に参たる彼翁と千代に目出度きものにて候それをナビに掲載しやうとすれバきつと読まれたるものと申そや…」

