~130名様を越える鑑賞ご予約をいただき、お客様には心より御礼申し上げます。大変ありがとうございました。
◎当地本海獅子舞番楽からは「平根講中」のご出演です。『祓い獅子」に続いての演目、『御上子』と言う耳慣れない言葉に番楽1年生の筆者は、NHK寅ちゃんの如く「はて?」でした。そこで舞手の方に伺ったところ、御上子の他には露払いともいわれ 「貴人の先に立って路を開くこと」すなわち「神であるお獅子様が降りてくる前に、東西南北を清める」のだそうです。なるほど~~。皆さんは既にご存知のこんなことも、筆者にはとても新鮮でドラマがあって興味深いものです。舞の難所はどんなところか伺いましたら『腰使い』との事(クネっとする?笑)。次回ご出演の際は、そんなところも注目して拝見したいものです。獅子舞も講中ごとに所作の違いがあり、それもまた見どころの一つかもしれませんね。・・番楽は奥深い
◎開演当初から会場も皆様の熱気で盛り上がりました。「石川駒踊り」最初の演目『奴踊り』の舞手が、会場入り口より登場しました。会場いっぱいに通る心地よい歌声に視線も一気に集中します。男性とはまた一味違った小気味よい声色に梅雨のじめじめも吹き飛びそうでした。
◎さあ、次の演目『駒踊り』に血気盛んな騎馬隊の登場です。メンバーの1人は1週間前に鳥海山山頂を極めての出演(会場「オー!」と大拍手)。闘志満々で駒踊り全6戦に挑みました。両軍 肩で息をしながらの熱戦に思わず「がんばれー!!」の声援が。そして最後に「おめがだ又来い!また来いよー」と会場応援団長からの一声に、舞台上の皆さんも大きく手を振って応えてくれました。
◎そして最後に「西馬音内盆踊り 北の盆」のご登場です。はじめに佐藤代表より「2022年11月ユネスコ無形文化遺産登録決定」のご紹介がありました。日本3大盆踊り(阿波踊り・郡上踊り・西馬音内盆踊り)は世界に知られるものとなりました。長い歴史を培ってきた重みを感じながら鑑賞させていただきました。そのお囃子、舞の素晴らしさはもちろんの事、絞りの浴衣・端縫いの衣装・繻子の帯も惚れ惚れいたします。
~~舞台を盛り上げてくださった皆様、会場にお越し頂いた皆様、今日を幸せ一杯な一日にしていただき、スタッフ一同感謝感謝です。是非またお会いできますように♡