4月号は、五月特別公演の紹介号です。市外から出演される「相去鬼剣舞（岩手県北上市）と「北浦仙北歌踊団（仙北市）」のお二人からお話を伺いました。皆さん方の活動と意気込みなどに接していただけたら、公演の楽しみが倍増すること間違いなし！

　ぜひ、紙面をご一読ください。

○民俗芸能ニュースアップ♪ 〜 紙面から

～　「民俗芸能伝承館運営協議会」を開催しました　～

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　市民俗芸能伝承館運営協議会が3月19日、「まいーれ」で開催され、任期満了に伴う委員の委嘱や会長・副会長の互選のほか、報告事項の審議・新年度事業計画などの協議を行いました。

　この協議会は市民俗芸能伝承館条例に基づき設置されているもので、委員の任期は令和５年度から２年。定数は10人で、当日は委員７人と市教育委員会関係者など、全11人が出席しました。会議に先だち、委員に市から委嘱状が手渡された後、会長には松田訓・本海獅子舞番楽伝承者協議会長が、副会長には佐々田亨三・市文化財保護団体連合会長が互選されました。松田会長は「2026年には本海行人が山里に獅子舞番楽を伝えて400年を迎える。行政にはその四百年祭へのご支援も併せてよろしくお願いします」と述べました。

　報告事項では、入館者数の推移や公演状況とともに、約76とされる市内の民俗芸能伝承団体の実態把握・支援の強化が課題である旨が報告されました。

　また、新年度の事業計画を含む民俗芸能振興のための意見交換では、「行政による諸団体の状況把握、重点的・積極的な支援が必要だ」「学ぶん・チャレンジ・プログラムツアーの参加を隣にかほ市へ呼びかけられないか」「今こそ、文化財保護のあり方を真剣に考え、施策を打ち出すべき」「まいーれは観光振興にとっても重要な拠点。集客アップにつながる運営に期待している」「鳥海小、中学校では地元の芸能や囃子の学習を続けており、愛着や誇りを持って取り組んでいる」「『まいーれナビ』や公演の動画をＰＲ用にインターネットで配信できないか」など、さまざまな角度からの提言や提案、要望などがあり、課題を整理・共有しながら、より充実した運営をめざすこととしました。